大手損保会社

自動車保険一括見積もり

大手損保会社の自動車保険とダイレクト型自動車保険

自動車保険一括見積もりサイトを通じてもらった見積もり結果の内容で価格の違いを知ることは、会社の形式の違いを知ることにもつながります。大手損害保険会社は、代理店契約をした「損害保険代理店募集人」の資格をもった方を通じての保険契約や事故の受付や交渉の仲介などを進めています。

補償内容も手厚く、等級プロテクト(事故を起こしても1度だけなら、次の更新時も同じ等級を引き継げる特約)などといった特殊な特約も取り扱っているので、保険料はダイレクト型に比べて高額なものになっています。

ダイレクト型(通信販売型)自動車保険会社は、代理店などを一切もたず、広告宣伝費などを削り人件費を大幅に削減しています。また補償内容も必要最低限に特化して保険料を安く算出しています。この価格の違いで加入する保険会社を決める方の方が多いのですが、万一の事故の際の交渉力・機動力の強さもきちんと考慮に入れるようにしましょう。

自動車保険一括見積もりサイトを通じて入手した見積もり結果で比較するだけでは簡単ですが、事故の受付は24時間対応可能か、時間外の時のコールセンターは充実しているかなども検討材料に入れましょう。

ダイレクト型自動車保険の場合、土日・祝日の事故受付は行っていない場合などがあります。またコールセンターの対応が手薄で電話がなかなかつながらない場合などもあるようです。その点、大手損害保険会社はコールセンターなどの教育もしっかりしており、事故の一報後相手方に即連絡を入れたりするなどといった機動力もありますので、保険料の違いもこのように表れるようです。